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「ガンダム ジークアクス」最終回に登場する“赤いヤツ”について山下いくと氏がコメント
2025年6月25日 11:58
- 【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】
- Prime Videoにて現在配信中
本日6月25日に最終回を迎えたアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」。本作のメカニカルデザインを手がけた山下いくと氏が、“赤いヤツ”についてコメントした。なお、本稿では最終回のネタバレを含むため、未視聴の方は注意していただきたい。
話題となっているのは、最終回の序盤に描かれるシュウジ・イトウの回想シーン。このシーンでは様々なシャア専用機が登場し、最後には一際大きな機体が描かれている。
実はこの機体は山下いくと氏が2014年に「ガンダムっぽいの」として当時のTwitterに投稿したもので、2025年1月に映画「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」が公開された際にも改めて投稿していた。なお、この機体について、山下氏は「サ○ビーとはおっさん言ってませんからね」としている。
山下氏によると、この“赤いヤツ”を引っ張り出したのは「ガンダム ジークアクス」の主・プロデューサーである杉谷勇樹氏。当初は原型師の東海村原八氏に向けた絵だったが、2025年1月に東海村原八氏が亡くなり、「半ば事後承諾で複雑だったが供養かな」とコメントした。
使い回しでご無礼/ガンダムっぽいの。ごめん貼り直す。自分の絵以外に東海村原八さんに作ってもらった立体も載せないと紅白一式揃った感がない。見えてない白い方の下半身は彼のオリメカ#オリメカさらそうpic.twitter.com/APt0VFWlw0
— 山下いくと@エヴァンゲリオンANIMA全5巻 (@ikuto_yamashita)November 5, 2014
赤って大きさ殺しなんですよ。迂闊に塗ると大きく見えない遠くに見えない。シャアザクを自分で調色して塗った人なら全然赤じゃないピンクですらないって気付いたかと。赤ザクは赤がブラウン管(昔のTV)だと膨張する危険色だったって対処も含めて、空気遠近風に大きさも担保できてる絶妙な色なんです。pic.twitter.com/6fiMx2sEAl
— 山下いくと@エヴァンゲリオンANIMA全5巻 (@ikuto_yamashita)January 20, 2025
昔描いた白いヤツに相対する赤い奴を引っ張り出したのは杉谷P。後年追加した赤いの全身は、かつて白いのを見えない部位を創作し立体化してくれた模型師でデザイナーの東海村原八さんに向けた絵だったが、闘病してた彼はジークァクスの発表前に亡くなってしまった。半ば事後承諾で複雑だったが供養かなpic.twitter.com/IRuQRs3BeG
— 山下いくと@エヴァンゲリオンANIMA全5巻 (@ikuto_yamashita)June 24, 2025
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